ヤシガニの生息地

ヤシガニの生息地ヤシガニについて
ヤシガニの生息地

そもそもヤシガニって幼生期は海水生で、成長すると陸生なんで生息地は広範囲!

 

 ヤシガニはインド洋の西の端っこマダガスカル辺りから、オーストラリアやミクロネシアを通り過ぎ、太平洋上に位置するギルバート諸島、フェニックス諸島、そしてライン諸島の一部を領土とする国家で、イギリス連邦加盟国のキリバス共和国まで、熱帯や亜熱帯域の島々などの広範囲に分布して生息してるんだってー

 

つまり赤道付近の広範囲だね!

砂浜でヤシガニの防御姿勢の後ろ向き

砂浜でヤシガニの防御姿勢の後ろ向き

 日本では南西諸島の奄美大島以南の琉球列島と小笠原諸島、沖縄では本島各地に宮古や八重山、そして各諸島にも分布する陸棲最大最強の甲殻類のヤシガニなんだよ!

でも可笑しなことに分布のほぼ北限を位置する沖縄本島では、ヤシガニがまとまって確認できる地域が少ないため、情報が乏しい状態となっているんだってよ?

沖縄本島でも普通にヤシガニはあっちこっちで目撃しているし、意外と多い気がするけど不思議だよね(´ー`)y━~~

ま~確かに昔と比べて、個体数は間違いなく減ってきているだろうけど!

ヘゴに抱きつく甘えん坊なヤシガニ

ヘゴに抱きつく甘えん坊なヤシガニ

 実際オーストラリア、チリのイースター島、モーリシャス、マダガスカル、レユニオン、インド本土では絶滅したと考えられているみたいだし・・・。

きっとインド本土やインドネシアの大きな島とかオーストラリア大陸では、ヤシガニが沿岸部分に生息している大型捕食生物の餌食になったり、人間が食べるために乱獲しちゃったのかもねー

 でもオーストラリアから近いインド洋に浮かぶ島、クリスマス島が最もヤシガニを保護して生態系を維持しているらしく、セーシェルの島々、アサンプション、アストーヴ、アルダブラ、グロリウス、コスモレドにはまだまだ生息しているっぽいヤシガニ!

西太平洋のクック諸島のプカプカ、アティウ、マンガイア、スワロウ、タクテア、マウケ、パルマーストンなど他の島々にも生息が確認されてるらしいから喜ばしいことだよね٩(ˊᗜˋ*)و

 

てか言えることはただ1つ!ヤシガニの生息域は広範囲!

夜間ヤシの木を放さないヤシガニ

夜間ヤシの木を放さないヤシガニ

 そして成体は水中での呼吸が出来ないため長時間は生きられず、ヤシガニが海を泳いで渡ることが不可能に近いんで、幼生体のゾエアやメガロパのプランクトン生活期に海で漂っている間にでも、他の島々に辿り着いたのかもねー

だけど28日間の動物プランクトンの幼生期に、ヤシガニが現存する全ての島まで到達するのは不可能と考える人も少なく、海に浮かぶ漂流物に乗ってヤシガニが航海したと考えてる人もいるんだってさ。

 

そして最後に1つ!やっぱりヤシガニの生息地は広いよね!

 

その他にも、概要・形態・生態・人との関わりなど、ヤシガニの記事をいろいろと書いてあるので、詳しく見たい人はどうぞ!
ヤシガニについて

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