ヤシガニは最大で4kgぐらいまで成長する陸上甲殻類で、最大で最強の挟む力を持ったオカヤドカリの仲間の絶滅危惧種Ⅱ種なんだけど、「大きなヤシガニと小さなヤシガニって、どっちが値段や価値が高いのかな?」なんて思ったことない?
この記事ではヤシガニの色や大きさで値段や価値が変わるのか?を、長年ヤシガニに魅せられたあんまくーうーまくーが那覇市の公設市場やネットオークションで売られるヤシガニを見てきて、ヤシガニの価値について自由気ままに勝手に説明するよ!
これからヤシガニを飼いたいと思ってる人や、ヤシガニの値段について知りたい人は、ぜひ参考にしてみてねー
ヤシガニを測る単位
まずヤシガニの大きさで値段や価値の違いを説明するためには、長さや重さの基準を測る単位を説明しなければならないんだな。
上の図を見てわかるとおり、ヤシガニの大きさや長さを表す部位でもこんだけいっぱいあって、主にヤシガニの大きさと言えば頭の先からオシリまでの体長で表すことが多い。(正確に体長とは曲がった腹部も真っすぐ伸ばした距離)
だから「20cmのヤシガニを捕まえた!」と言えば、重さは1kgぐらいの大きな個体のヤシガニのことを言うけど、中には両足を左右に広げた長さでヤシガニの大きさって言う人もいるので、混同しがちなんだよねー
なので、このココナッツ俱楽部ではヤシガニを真上から見下ろして、頭から曲がったオシリの見えている先までの長さを体長と言って、勝手にその体長をヤシガニの大きさとするね!
ちなみに重さは普通に測りに乗せて重さを測るだけだよー
ヤシガニのサイズの基準
ヤシガニって小さいと100gも満たない小さな個体や、50年ぐらい生きてる4kg以上にもなる大型な個体がいる。
50gから100gのヤシガニの違いは感じても、300gから400gのヤシガニの違いってそんなに感じないもんなんで、このココナッツ倶楽部では勝手にまたヤシガニの基準となるサイズをテキトーに作るよ!
- 50g未満をSSSの3Sサイズ
- 50g~100gをSSの2Sサイズ
- 100g~300gを普通にSサイズ
- 300g~500gを普通にMサイズ
- 500g~1kgを普通にLサイズ
- 1kg~2kgをLLの2Lサイズ
- 2kg~3kgをLLLの3Lサイズ
- 3kg以上を特大の4Lサイズ
※ 世界共通どころか日本共通でもないんで要注意!
ヤシガニの大きさで変わる価値
ヤシガニが売られている場所って限られたところだと思うけど、ここでは公設市場やネットオークションのヤフオクなんかで売られていたヤシガニの売値を、勝手に分析して書いてみるねー
結論から言えば・・・
食用だと大きなヤシガニが大きければ大きいほど値段が高く、ペット用だと大きいヤシガニはもちろん、小さなヤシガニでも値段が高く価値も高い!
公設市場で売られているヤシガニの相場価格
公設市場にもいくつもの魚介類を専門とする鮮魚店があるけど、ヤシガニの相場はある程度あったとしても、店舗によって少々の誤差がある感じなのかな?
だいたい小さなヤシガニの個体で300gぐらいから売られていて、Sサイズが3000円~5000円、500gのMサイズで5000円~8000円ぐらい、1kgを超えるやつなら10000円~20000円とピンキリある気がするよ。
まだ3kgを超えるほどの特大サイズの個体は見たことないけど、2kg超えなら30000円場はしちゃうぐらい高級食材なヤシガニ!
ちなみに公設市場では食用として売られているので、色の違いやオスメスの性別の違いで価格に変化はないみたいだねー
そして夏のヤシガニの活動時期でも冬の休眠時期でも値段に大差はないので、公設市場で売られているヤシガニの値段は年間を通して変わらない気がするよ!
なのでペットとして購入を考えてる人がいたら夏は沖縄の公設市場に出向き、買って持って帰って育てたほうが安上がりかもねー
ネットオークションで売られているヤシガニの相場価格
公設市場のヤシガニの価格と違いネットオークションなどで売られているヤシガニは、圧倒的に夏場が安く売られ冬はバカ高いんだよー
ヤシガニの活動時期で出始める4月や5月だと、100g~300gのSサイズで8000円、300g~500gのMサイズで8000円~15000円、1kgを超えるLサイズになると普通に2,30000円とかいっちゃうし、2kgの巨大サイズになってくると100000円とか超えちゃうよ!
それが活発になる7月や8月だと半額ぐらいまで落ちるんで、ヤシガニをペットとして購入を考えてる人にとって夏の時期が安価で買えるよー
そして意外と思われるかもしれないけど・・・
SSサイズやSSSサイズの小さなヤシガニの個体は高いんだよ!
ヤシガニを食用として買って食べるつもりなら、100gに満たない小さなヤシガニにそこまでの価値はないけど、ペットとして飼うなら小さなサイズのヤシガニが飼いやすいので値段も高くなっちゃうんだよねー
それを知らないでヤフオクとかでSSSサイズが5000円未満とか見ちゃったら、あんまくーうーまくーが買って欲しくなるよ( ´艸`)
ちなみにヤフオクなどのネットオークションでもオスメスの性別の差に、値段の差や価値の差はない感じがするよ。
ヤシガニの色で変わる価値
公設市場でのヤシガニの価格でもちょっと書いたと思うけど、食べるために売られているヤシガニの色で値段に差はない!
だけどペット用として売られている割合が高いネットオークションなどでは、やっぱりヤシガニの人気のカラーがあって、売られている価格にも差があるんだよねー
まずヤシガニの個体に存在するカラーは、水色から・青・紫・赤・茶・黄色といろいろな色があって、手足と胴体で違った色の個体や甲羅の模様が違ったりと、ホントいろいろな色のパターンがあるんだよ!
そこでヤフオクなどのネットオークションで売られていたヤシガニの色の違いによる相場を見てみると、圧倒的に青いヤシガニと赤いヤシガニが高いんだよねー
黒っぽいヤシガニや茶色いヤシガニはそこまで値段が跳ね上がらず、真っ青なヤシガニや真っ赤なヤシガニがやっぱり人気がある。
ちなみに沖縄に住んでて、今まで何千匹とヤシガニを見てきたあんまくーうーまくーが、野生であまり見かけないヤシガニの色は赤なんだよねー
だから個人的には真っ赤なヤシガニは貴重で、もっと価格が高くなっても良い気がするけど、オークション方式だと売り手よりも買い手次第ってところもあるよね。
ちなみに・・・
赤>青>紫>茶で価値は変わっていく気がするけど、アルビノが最強だね!
ヤシガニを売るには?
ヤシガニを買うところもあれば売るところもあるのは当たり前のことだし、ここではヤシガニを捕まえたけど売り方がわからない人や、ヤシガニを飼ってたけどやむを得ない事情がある人が、ヤシガニを売りたいと思った時にでも役立ててみてねー
公設市場でヤシガニを売る
公設市場では子供などの学生さんが野生のヤシガニを捕まえて売りに来ているらしいけど、市場で売られているヤシガニの価格の半額の金額でしか買ってくれないらしいよー
なので・・・
ハブなどが危険な生物が生息するヤシガニの生息地に踏み込んで、お小遣い稼ぎをしようと捕まえに行くのではなく個人的には、ヤシガニを可愛がって飼うのか?それとも自然の中に逃がしてあげたほうが良いと思っている!
ネットオークションでヤシガニを売る
ネットオークションでヤシガニを売ることも可能だけど、ヤシガニの強力な腕のハサミや強力な足の力で容器を壊される可能性があるので、配達中に脱走したり最悪は死着ということも考えられるので、よっぽど梱包などに自信がある人じゃないとトラブルの元になるよ!
でもヤシガニを欲しがって飼いたいと思ってる人がいるので、配達中でもヤシガニが元気でいれるよう梱包してあげて、ヤシガニをちゃんと大切に飼ってくれる人になら、売っても良いのかもしれないねー
まとめ
この記事では陸上甲殻類で最強にして最大になるオカヤドカリの仲間、ヤシガニの色や大きさで値段や価値が変わることと、ヤシガニを飼うために買える場所と売れる場所などを紹介したよ。
ヤシガニを食用として売っているところでは大きいヤシガニが高く、ヤシガニの性別の差や個体カラーで値段や価値に違いがなく、ペット用として販売しているところでも大きいヤシガニは高いけど、小さくて飼いやすいヤシガニも値段が高く、人気の色で価値にも差がつくことがわかったかな?
食用としてヤシガニを買って食べたいなら那覇市の公設市場に、ペット用として飼いたいならネットオークションでヤシガニが出回る夏ごろを狙って落札してみよう。
そこで気を付けないといけないのが、売り手によってヤシガニの大きさの基準が違い、説明文をちゃんと読まないと自分が思ってたサイズで届かないから、体長などの大きさよりも重さで表示してたり、SサイズとかMサイズといったサイズ感でわかる表示の売り手から買う方が無難!
そして絶滅危惧種のヤシガニを飼うことがあれば、しっかり愛情をもって最後まで大切にヤシガニを育ててあげてねー
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